糖尿病と痛風は同じ?切っても切り離せない両者の関係

糖尿病と痛風は同じ?切っても切り離せない両者の関係を書く。糖尿病も痛風も、かつては、「贅沢病」等と呼ばれ、美食・アルコールの飲み過ぎが原因でかかる病気とされて来ましたが、最近では、誰でもがかかる可能性のある病へと変化しています。

お酒やお菓子を摂取すると尿の匂いが芋焼酎のような匂いがする

尿の臭いや色は、身体の健康状態を示すバロメーターになるといいます。
ですが、以下のような場合ではまず心配する必要はないでしょう。
・カレー、ミートソース、コーヒー、ニンニク、ニラなどを摂取し、尿に食品や飲料の臭いが混じっている
このような臭いの強い食品を摂取したあとには、尿に食品の臭いが混じることが多いものですが、これは病気でも何でもない正常な状態です。
また、体調によってはアンモニア臭が混じることがありますが、不快に感じるほど強い臭いでなければ、まず問題はないでしょう。
お酒を大量に摂取すると尿にアルコールの臭いが混じることもありますが、すぐに正常な尿の状態に戻ったのであれば、心配はありません。

では、注意を必要とする尿の臭いにはどのようなものがあるのでしょうか?
・腐りかけたリンゴのような甘酸っぱい臭い
・ミルクキャラメルのような甘ったるい臭い
芋焼酎のような臭い
特にお酒、あるいはケーキなどの甘い物を摂取したあとにこのような臭いの尿が出たのであれば、泌尿器科、あるいは内科で診察を受ける必要が出てきます。というのは、このような臭いを放つ尿が出た場合には、糖尿病を疑う必要があるからです。

■尿の色について
健康に異常がない方であっても、尿の色が濃くなり、臭いが若干気になることがあります。そのようなときには、水分をこまめに摂りましょう。このような尿は、水分不足である可能性が大。
また、ビタミン剤を摂取すると驚くほど黄色い色の尿がでることがありますが、これはビタミン剤の色素ですので問題ありません。
上記に当てはまらない場合の正常な尿の色は、無色、あるいは薄い黄色、またはやや濃いめの黄色です。

これが糖尿病となると、尿の色は薄くなり、トイレの回数事態が増えます。というのは、糖尿病の方は喉が渇きやすくなり、大量に水分を摂取するようになるからです。
さらに、尿に泡が混じり、これがなかなか消えないようであれば、ますます糖尿病の疑いが濃くなります。
このようなときには、迷わずに病院へ行き、検査を受けましょう。