結局は健康維持って原点が同じ
今の日本は、医療が発達し豊かな暮らしができる国です。
にもかかわらず、様々な病気に悩まされる方が大勢います。
中には、古い時代の日本ではあまり見られなかったような病気を発症し、苦しむ人もいます。
これは、日本人が豊かな生活と引き換えに、何か大切なものを失ってしまったからだと考えることができます。
その大切なものというのは、食事への意識。
人の体は、食べた物で出来ています。
昔の日本人の食事では、お米、野菜、魚など、健康に良いとされる栄養を豊富に含む食材がしっかり使われてきました。
なのに最近では、甘い物、脂っこい物などが氾濫し、これらを摂り過ぎたことで起こる痛風や糖尿病といった病気も蔓延してきています。
甘いものや脂っこいものは、人間が本能的に欲するものであり、また砂糖には遺伝性があるということも言われています。
そのため、いくらでも砂糖や油を摂取できる時代にある日本人は、歯止めがきかなくなり、過剰摂取して病気のリスクを自ら上げてしまったりしているのです。
痛風や糖尿病に限らず、どのような病気であっても、原点となっているのは同じ部分だったりします。
それは生活習慣。
毎日の食事や、運動の習慣、それからストレス、睡眠時間。
これらの点において、現代日本人は健康的とは言えない生活を続けている方が大半なのです。
交通の便が良くなったことで運動する機会が減り、ストレス社会と言われる中で誰もがもがき苦しみ、仕事に追われて十分な睡眠時間すら得られないという方も少なくありません。
これでは、誰もがいつ、どんな重大な病気になってもおかしくないですね。
大変な時代ではありますが、そんな中でも自分でできることから、健康のための生活習慣改善を進めていってみましょう!